スタートアップデザインに込められた7つの秘密!「ハッピーアワー」の事例

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スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

先日リリースされたばかりの新しいウェブサービス「ハッピーアワー」のデザインをFactory70が担当させて頂きました。

スタートアップのデザイン、デザイナーはこんなことを考えて作っているのです。これから新しいウェブサービスを始めたい方、ぜひ読んでみてください。

「ハッピーアワー」はどんなサービス?

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

ハッピーアワー」は、仕事帰りのひととき”ハッピーアワー”に、一緒にちょっと一杯飲みにいく相手をさがすウェブサービスです。Facebookの友達とペアを組むと、毎日別のペアが推薦されるしくみになっています。

サービスを運営する株式会社ギャラクシーエージェンシーは、求人メディアの事業を行っている会社で、飲食店を顧客に多く持っています。利用者が飲みに行く相手を気軽に見つけられるようにし、”アベノミクス”の恩恵をあまり感じていない飲食店に呼び込むことでもっと街を活性化させよう、というミッションを持ったサービスです。

利用は無料なので、友達作りやちょっとした出会いに、ぜひ試してみてくださいね。ちなみに私も登録してます☆

→「ハッピーアワー」はこちら(スマートフォン用サイト)

「ハッピーアワー」、7つのデザインのひみつ大公開!

スタートアップが世の中にこぎ出して行くとき、それはたくさんのエネルギーが必要なものです。「ハッピーアワー」が少しでも多くのユーザーに受け入れられるサービスになれるよう、いろんな願いを込めてデザインしました。

1: スマートフォン向けウェブサイト

「ハッピーアワー」のために私がデザインしたのは、ロゴと、スマートフォン向けサイトのUIデザインです。

作業としては、デザインをIllustratorで起こしたのち、画像の書き出し及びHTML5でのコーディングまでを行っています。CSS3の機能をフルに使って、画像がなくてもできることはできるだけ使わないように仕上げています。グラデーションのボタンなどがそうです。

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

2: デザインのキーは「モダンポップなイタリアンバール」

まずデザインの方向性を決めるにあたって、運営者様側からは「オシャレでなおかつ親しみやすい感じがいい」というご要望がありました。

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

そこで共通のイメージとして設定したのが、「大阪のオフィス街のまん中にある、モダンポップな内装のイタリアンバール」です。
実際に存在するお店を参考にしたんですよ。

3: 夕方のオレンジ

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

メインカラーのオレンジ色は「親しみやすさ」の色であると同時に、ハッピーアワーを迎える「夕方」のイメージを重ねています。

4: ジョッキより、グラス。

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

ロゴにはグラスを複数あしらいましたが、ビールジョッキでは”おっちゃん感”が出そうだったので、足の細いグラスにしました。そのほうが、性別問わずの楽しい出会い、というサービスの趣旨に合ったものになりました。

5: 飲みたい!を誘う泡

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

泡をあしらったのは、「ちょっと飲みたいな……」という気持ちを誘うしかけです。

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

シュワシュワ〜。

6: 時計は遊び心、だけどちょっと深い。

ちょっとした遊び心で、「アワー(Hour)」にひっかけた時計をデザインしました。

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

時計の針を見てください。19時かもしくはそのあたりを指しています。なぜその時刻なのかというと、メインターゲット層の”ハッピーアワー”の中心を19〜20時と想定しているからです。18時台に退社して、19時に合流して飲む、というスケジュールはわりと一般的でしょう。「アフターファイブ」という言葉は昔からありますが、いまどき17時きっかりに退社する人のほうが珍しいですよね。

あくまで遊び心のあしらいではあるのですが、そんな部分にもちゃんと意味があるのです。

7: ちょいフラットデザイン

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

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フラットデザインは流行りモノですが、シンプルさを出すのに貢献できそうなので、多少意識してみました。

メインターゲット層はちまたのウェブサービスに多少なじみのある20代から30代ですが、そういった流行りを”バリバリ”でない程度に取り入れるのが好まれると読んでいます。

“感性”とかじゃなく、ちゃんと意味のあるデザイン、やってます。

こんなふうに、サービスが良くなるようなしかけをたくさん考えてちりばめているんですよ。

“デザイン”というと、感性だとか感覚だとかでなんとなく作るものだと思っている人も多いと思いますが、けっしてそんなことはありません。できるかぎり、きちんと意味のあるものを私は作りたいです。

これから新しいウェブサービスを作る方、デザイナーが必要でしたら、ぜひ@niaoまでご連絡くださいね!