Google+プロフィールの「広げたい関係:出会い」は怪しい意味じゃないから安心してチェックしていいよ

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最近Google+のプロフィールが必要になって、作りかけて「あれっ?」って思ったことがあります。それは「広げたい関係」を問う項目に「出会い」という選択肢があったことです。

「『出会い』を広げたい」なんて、なんだか表明を憚られてしまいます。この項目にチェックを入れるのをためらってしまった方は多いのではないでしょうか。

しかしながら、g+でこの場合の「出会い」はおおむねまじめな出会いの意味なので、シングルの人は安心してチェックを入れてよいのですよ、というお話を、言葉の解釈の面から確認してみました。

日本語で「出会い」という言葉は、なぜかものすごく誤解を生みます。恋愛関係で「『出会い』を求めている」なんて表明してしまうと、配偶者以外の恋人を求めているとか、身体だけの関係を求めているとか勝手に解釈されてしまいそうな雰囲気がかなりあります。

「出会い系」の悪いイメージとか、そういうことを隠れてこそこそやりたがる日本人文化の汚い面が由来なのでしょう。本来はいい言葉のはずですが、なんだかかわいそうな言葉です。

英語版ではどうなのか?

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そこで、いちどGoogleの設定を英語表示にしてみましょう。すると「広げたい関係」の選択肢と日本語版の関係はこうなっていました。

  • Friends(→友達)
  • Dating(→出会い)
  • A relationship(→パートナー)
  • Networking(→人脈)

日本語で「出会い」と表示されているのは、もとは「Dating」という言葉だった、ということがわかりました。では、それはどういう意味なのでしょうか?ネットと英語教室の先生方を頼りに調べてみました。

「Dating」も「A relationship」も「付き合ってる」

Datingは恋人同士、または恋人同士になることを視野に入れた関係のことで、かんたんに日本語訳すると「付き合ってる」にあたります。すごく仲はいいけどはっきり告白はされてない、というような関係も、多くの場合はここに含まれるそうです。

ちなみにA relationshipは、あるカップルが正式に付き合っている状態を指します。日本語表示では「パートナー」ですが、結婚しているとは限らないようです。Datingよりは重く、周りの友人にも認知されているそれなりに付き合いの長いカップル、という感じです。

真面目恋愛度=「Dating」>「出会い」

つまり、DatingもA relationshipも、ベクトルはきちんとした関係を向いています。じっさいはDatingの中に肉体関係が登場することもあるかもしれないけど、少なくともそれだけを目的とした関係を指す言葉ではない、ということがわかりました。

ところが日本語の「出会い」は遊び目的を比較的高濃度で含むと考えられるので、微妙に訳がずれているといいますか、ぴったり合う言葉がないのでしょう。この訳語をつけたGoogleの担当者の方も、もしかしたら言葉選びには苦労されたのではないでしょうか。

従いまして、シングルなら堂々と「出会い」にチェックを入れていいし、それが原因で既婚者からネットナンパされた場合でも「何勘違いしてんの?」と堂々と言ってよいのですよ、というお知らせでした。

ニホンゴ、ムズカシイですね。