イラストレシピ制作の依頼時に大切な、3つのポイント。

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レシピイラスト制作例

お料理のレシピをイラストで紹介する「イラストレシピ」あるいは「レシピイラスト」は、女性向けの雑誌やウェブサイト、フリーペーパーなどの媒体では幅広い年齢層に人気のある企画です。そんな企画に関われる機会を頂けるのは、自分自身が女性としても、イラストレーターとしても嬉しいものです。

また、お料理のレシピ以外にも、花やハーブの育て方やDIYの方法など、栽培や工程などの手順をレシピイラストのようにまとめたものもあります。ここでは、そういった企画も「イラストレシピ」と呼んでいます。

レシピイラストをイラストレーターに制作依頼するときの注意点を三つ、まとめてみました。すてきなイラストレシピ企画になりますように。

1: レシピを作るのは誰か?

まず、レシピイラストを依頼するときに最も大切なのは、そのレシピ自身です。そのレシピは既にあるものでしょうか?それとも、フードコーディネーターや料理研究家に開発を依頼するものでしょうか?

私自身はイラストの専門ですが、私のところにも「イラストレシピの企画をやりたいのですが、レシピじたいから提案して頂くことはできますか?」というお問い合わせを時々頂くことがあります。

いちおう調理師免許を持っていて、日常的に料理をする私ではありますが、本職の料理研究家やフードコーディネーターではないので、描くこと以外は特にプロではないのですが……でも、そこだけご了承頂ければ、できるだけお力にならせて頂きます。

また、料理以外のレシピの場合でも、編集の方と一緒に下調べから参加することもあります。イラストレーターの目線で作らせる、という方針もアリだと思います。

2: 食材や器具、食器のことが知りたい。

料理のレシピじたいは文章にまとめて頂ければ分かるのですが、レシピには登場しない情報があります。それは、どんな雰囲気の食卓をイメージしているか。

レシピをイラストに描くのにも、企画の方向性によって差が出てきます。企画のタイトルが「手間なしカンタン!日本のマンマが作る大皿パーティ料理」なのか、あるいは「独身男子も厨房に立つべし!このレシピなら彼女も納得」なのかによって、きっと、似たようなレシピでも、盛りつけるお皿とか使う器具はそれなりに違ってくると思うのです。

実際に私がレシピイラストを受注した場合は、こちらからネットで調べた資料などをお見せしてこんな感じですか?とお尋ねすることもありますし、ご依頼者様のほうから「ここはかわいい柄のあるお皿で……」などとご指示を頂ける場合もあります。

どちらにしろ、その企画がいちばん魅力的に見えるように、双方から意見を出し合って作っていけるのがベストだと思います。

3: 詳しい調理方法が知りたい。

料理研究家やフードコーディネーターの方が作ったレシピが文章として完成しているのであればあまり問題にはならないのですが、画像や写真資料だけしか無い場合は、調理方法について改めて検討する必要があります。

「このたまねぎは中火で○分くらい炒める」という情報があると、そのたまねぎは透明なままなのか、あるいは飴色に近くなっているのかが変わってきます。そうすると、それも絵に反映させたほうが読者の方からみて分かりやすくなりますので、ご依頼の際には、そうした細かい情報にも気を留めて頂けると有難いのです。

カンタンなものであれば、私のところで実際に調理してみて「あ、こんな見た目になるのか」と確認することもあります。また、私はふだんから料理をするので、その知識で補える場合もあります。


以上、イラストレシピを発注する際のポイントをまとめてみました。

この写真に写っているイラストは私が受注したものですが、プロの料理研究家の方が作った文章のレシピをテキストファイルで受け取り、その内容をもとに絵に描き起こしました。非常に簡潔で分かりやすい文章だったのが印象に残っています。

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レシピイラストを手掛けているイラストレーターじたいがあまり多くないので、ウェブ検索でもなかなか出てきにくいのではと思います。レシピイラスト(イラストレシピ?どっち?(^_^;) )の制作のご依頼なら、ぜひFactory70にお問い合わせください。

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