もはや「ブック」にとどまらない。 第20回 東京国際ブックフェア

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第20回 東京国際ブックフェア

会場は写真撮影NGなので、公式サイトから拝借してきました。
著作権所属:リード エグジビション ジャパン株式会社

出版社と編プロが目当てのつもりで行ってみたら、じつはありとあらゆるコンテンツの展示会でした。

第20回 東京国際ブックフェア
会場:東京ビッグサイト
主催:東京国際ブックフェア実行委員会・リード エグジビション ジャパン株式会社

東京国際ブックフェアとは

本の巨大な見本市で、おもに出版社から書店への商談を行う場です。また、本の販売だけでなく、制作に関する商談会も同時開催されています。

この会場が、出版をとりまく現状を表している

じつは「ブックフェア」は会場の一部にすぎません。入場には招待状が必要ですが、ひとつの招待状でほかの会場にも入ることができます。

同時開催のイベントにはこんなものがあります。

  • プロダクションEXPO東京……編集プロダクション、ウェブ制作会社、映像やアニメ制作会社などが出展
  • クリエイターEXPO東京……イラストレーター、デザイナー、ライター、作家など、個人クリエイターの展示商談会
  • コンテンツ制作・配信ソリューション展……デジタルコンテンツの制作&配信サービスの展示会
  • 電子書籍EXPO……電子書籍の制作&配信サービスの展示会
  • ライセンシングジャパン……アニメやキャラクターの制作会社がライセンス販売を行う

電子書籍。アニメやキャラクター。映像や音楽まで

キャラクターの出展はアニメ系や戦隊ものから、ご当地キャラまで。”みやたん”の作者に会っちゃいました!Adobeのブースもありましたよ。Creative Cloudの新機能体験イベントをしていました。

そのほか、和紙印刷をフィーチュアしているブースだったりとか、本物のダンサーがリアルタイムのモーションキャプチャを実演しているブースだとか、楽器を演奏しているブース、それにウェブサイトやスマホアプリの制作企業までありました。

これが本をとりまく現状なのかな?

これはもう、本や出版にまつわるイベントと言うよりかは、ありとあらゆるコンテンツ制作の展示会、と言った方が正しいような気がします。

この様子が、いまの出版をとりまく環境を表しているのでしょう。紙の本だけを頑に提供していく出版社ももちろんありますが、同じコンテンツを電子書籍やウェブやアプリといった他のチャンネルだとか、キャラクターや映像など違う切り口でも同時に提供していこうという方針が流行っているのが見て取れます。

ふつうに遊びに行っても楽しい

会場には、「読者」のタグを提げた人もちらほら。一部の日では、一般読者の入場も認められているようです。

ブックフェア会場では、出版社ごとに自社のブースを用意して本を売っています。出版社の”中の人”が直接売っているわけなので、いつもの本屋さんとは違った買い方ができそうですよ。社長自らブースに立った出版社もあったようです。

また、一部割引価格で販売しているところもあります。本好きの方なら一日中いても飽きないのではないでしょうか。

ただし、すごくすごく広いので、たくさん歩きます。隅々まで見たい方は、歩きやすいお靴でどうぞ。

しかし、ただ単に楽しんでてもしょうがないのです

いかに日本最大の出版系イベントとはいえ、きちんと考えて行動する人だけが成果を上げているんだろうな、と会場を歩きながら思いました。

個人のクリエイターにせよ、出版社の営業さんにせよ、ただ行って名刺交換して「何かのときにはお願いします」と言うだけでがっぽがっぽとは、やはりどう転んでもいかないでしょう。やはり活発なブース、そうでないブース、あるものです。

出展する人目線でみると、せっかくその場で商談できるよう整えられた場所なので、そこを活かすことが大事そうだと思いました。例えばいくつかの企画など、その場で話を進められるネタを用意しておきたいです。

来年は出展してみようと思います!

会場をまわってみて、いろんな切り口でコンテンツを提供している出版社などを見ていると、
「せっかく私いろんなことができるんだし、こういうところには何が提案できるんだろ」
なんて思うのです。もっと新しいことをしていきたいな、と刺激を受けたのは良かったのですが、肝心の商談はやはり出展者の特典です。

というわけで、来年2014年の「クリエイターEXPO」には出展します!もう、会場で申し込みを済ませてきましたよ。

ぜひ、来年は会場でお会いしませんか?「こんなの提案してよ」なんてご要望がありましたら、どうぞメッセージをお送りください。お待ちしてます!