ウェブサイト&イラスト制作について講演しました@30年の歴史ある関西出版人会「勁版会」

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先週、関西出版業界人の集まり「勁版会(けいはんかい)」でプチ講演をしました。講演の内容は、私のことを全くご存知ない方たちに、私の仕事内容をプレゼンするというものです。

この記事をお読みの方で「クリエイターと知り合いたい」という方がいらっしゃいましたら、もしかしたら参考になる内容かもしれないと思いましたので、まとめてみました。

イラストのジャンルを紹介

まずは自己紹介です。私は、イラストレーター/ウェブエンジニアです。独立前は大阪の中小企業で販促品などのデザイナーをしていまして、独立してイラストレーターという商売を始めてからは、グルメ系でスケッチ風のイラストを売りとしてやってきました。

イラストのジャンル

料理のイラスト、野菜や魚など食材のイラスト、食に関連してイラストレシピ、建物・風景のスケッチ、Adobe Illustratorによるリアルイラストなどを制作しています。

以上、Factory70 イラストプロモーションサイトをご覧頂きながら解説をするかたちで紹介しました。

ウェブサイト制作の実例を紹介

その後は、私が今年制作したウェブサイトのひとつ「大阪IT通信」をご覧頂きました。

これは、大阪と地域とITに関する情報を伝えるブログメディアです。このウェブサイト制作において私が担当したのはイラスト・画面デザイン・コーディング・WordPressのテンプレート化及び設定・プレゼント応募システムまで、つまりイラストからプログラムまで全てお引き受けできる、ということをお話しました。

イラスト入りウェブサイト制作例

いろんな質問を頂き、意外に「濃い」展開に

今回はとてもちいさな講演会でしたが、そのぶん参加者の方からは随時質問を受け付ける”インタラクティブ”な進行になり、なかには深い質問も飛び出しました。

ウェブサイトの制作例についても、いつもなら幅広い範囲に手を出せることについて興味あるいはツッコミを頂くことが多いのですが、今回は出版業界の方の集まりということもあってか、「ブログメディア」という存在そのものについてのご興味を頂いたようです。紙面とウェブの読みやすさの違いについてとか、文章は誰が書いているのか、といったご質問を頂きました。

ウェブの画面は紙のメディアよりもずっとグラフィカルにする必要が(写真とかだけでなく、行間や文字の大きさなども含めて)あることとか、紙のメディアの専門家がウェブに展開するとき、紙のセオリーを守りすぎるのでもったいない、といったことをお話しました。

イラストレーターについてのFAQ

おまけ。世間ではまだまだ「イラストレーター」という職業に誤解を抱いている方が多いんですよ、という”あるある”をちょっとだけ紹介しました。

よくある質問1:芸術家ですか?

「イラストレーターです」と自己紹介すると、「あー!アーティストなんですか」みたいな反応をする人が多い、という話。

個展やるんですかとか、画壇とか弟子入りとかですか、なんて聞かれることが多いけど、それは勝手な思い込みです。どれも当てはまりません。私たちイラストレーターは純粋に商売・仕事としてやっています。

「版元さんから届く見本誌の宛先が『松本”先生”』となっていることがたまにあって、イヤじゃないけどなんか居心地悪い」と言ったら、ややウケでした。

よくある質問2:Adobeのソフトのことですか?

これもややウケ。「イラストレーター」と言うと、よく「Adobeのソフトを使う人のことですか?」と言われます。まあ、もちろん、使うのですが、職業の名前としての「イラストレーター」とAdobe Illustratorとは別ものですよ、とはまだまだ言わなければならない場面が多い、という話でした。

こちらから知りたいこと、はあまり聞けなかったかも

こちらから知りたいこと、というのは、「クリエイターと知り合いたい、できたら一緒に仕事したい」と思ってくれている人に対して何を伝えたらいいか、そういう人はどうしたら仲良くなってくれるのか、ということなのですが、今回はその課題が改めて浮き彫りになったと感じています。

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実は逆に、参加者の方にそのあたりを聞けたら……とも思っていたのですが、そこまではちょっと難しかったかも。

例えば、今回の講演中に「InDesignを使ってDTPはやらないの?」といった質問を頂きました。InDesignの使い手は少ないので、いるとありがたいのだけどというお話だったのです。たしかに、InDesignを覚えればこの方から受注することは可能なのでしょうし、やればできそうですが、ではなくて、私が今現在できることのほうに興味を持って頂けるようにしないと、私のミッションとしてはミスだったと思います。これ以上”何でも屋”化することの是非もありますしね。

 

そんな反省点に気づくことも含めて、こんな風に人の前でお話しさせて頂くことは、私のことを知って頂けると同時に、自分でもいろんなことを考えられるよい機会です。またチャンスがあればやってみたいと思います。

「勁版会」について

あまり準備の時間が取れず、アドリブ満載で参加者の皆様には申し訳なかったのですが、あたたかく受け入れてくださいました。関西出版人のグループ「勁版会」は30年もの歴史のある会で、毎月このようなセミナーを開催しているそうです。ご興味のある方はFacebookページからコンタクトしてみてください。